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甥の結婚式

9月に甥の結婚式が挙行される予定だ。
去年の緊急事態宣言で延期された結婚式だが、
俺の本心としては「まじっ?!」だ。
1年待たされたのだ、本人たちはやりたくて仕方ないだろう。
28年前の自分たちの結婚式の時のことを思い出すと、
彼らが浮足立つのも頷ける。
俺たちの時も1年前から式場を予約し、披露宴と二次会に全力を注いだ。
当時、「結婚式でお嫁さんが映えるのは25歳まで」という謎のルールも存在していた為、
俺も妻も、毎月のように結婚式に呼ばれていて、
「寿貧乏」を身を持って実感していた。

甥っ子の場合は、去年1度延期を喰らっているから、
「今度こそは!」「これを逃すと・・」といった背水の陣で臨む心境だろう。
しかし、また緊急事態宣言が発令され、東京五輪も中止の方向に一直線だ。
そんな中、式と披露宴を強行するのか?
こちらの親族は皆、都心まで通勤圏内の場所に住んでいる。
だからかどうかわからないが、こちらからの招待客は最小限に抑えているようだ。
たった一人の姉弟である姉の息子の結婚式だ。
出席してあげたいのは山々ではあるが、
マンボーエリアからの出席を、お嫁さんサイドの人たちはどう思うであろうか?
招かれざる客となってしまわないだろうか?
非常に不安である。

テレビで見たが、全国の結婚式場もコロナ対策が凄いことになっているようだ。
コロナが終息しなかった場合、延期以外は当然キャンセル料が発生する、
披露宴には酒類を振舞わない、
列席者の座る円卓は、人数を減らし放射線状にアクリル板で仕切る。
マスク会食の徹底。
親族の集合写真はどうするのだろう?
二次会は厳しいのではないか?

コロナは、年中行事ばかりでなく冠婚葬祭をも邪魔をしてくる。
今まで培われてきた日本らしい生活習慣やしきたりは、
コロナが鎮静化したら、丸っきり違った形になるのかもしれない。

結婚式後、甥っ子夫婦は、
お嫁さんの実家の敷地内に家を新築するそうだ。
それは構想ではなく、決定事項だそうだ。
俺も、彼らの新居になる家の設計図を見たので間違いない。
姉夫婦の長男に対する「子育て」が終わる一場面を見たような気がした。

結婚式場まではうちから高速で4時間の距離だ。
コロナ感染予防のため、公共交通機関の利用は避けたい。

何もかもが初体験で、どう対処したら良いか分からなくなってくる。

つづく。


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