SSブログ

コロナ ≠ 夜行性

店に入れなかった客の「外飲み」が問題になっている。
若い人に多く見られるそうだが、
まあ、その気持ちもわからないではない。
酒を覚えて一番楽しいお年頃だ。
どんな理由をこじ付けてでも、仲間とワイワイしたいに違いない。
俺も25歳で結婚するまでは、週に3~4日は外で飲んでいた。
「外飲み」と言っても、当然焼き鳥屋やスナックで、決して「路上飲み」ではない。
宴会があると聞けば、皆勤賞に近い出席率だった。
自粛も去年1年限定と考えれば、苦しくても我慢できた。
それが2年目のGWも緊急事態宣言である。
「自粛は、してもしなくても結果は同じ」と言う結論に達したのかもしれない。
そんな考えも、なんとも浅はかではあるが、気持ちはわかる。
店から締め出されるのであるから百歩譲って「外飲み」もしかたない。
だが、騒音問題とゴミの放置は、コロナ禍であろうとなかろうと、
人間としてのモラルに反してはいけない最低限のルールである。
そんなことは、小学生のほうがルールを順守する。
海岸や川原のゴミ問題、トレッキングコース内での喫煙、
バイクや4駆の不法侵入、旧車會の爆音など、
子供帰りした大人の起こす問題も後を絶たない。
最低限のルールさえ守っていれば、他の人から注意を受けることは無い。
マナーが悪いと迷惑なだけ、

ゴミと騒音問題をクリアできれば、あとは飲み代だ。
「路上飲み」ならば、店で飲むより格段に安い。
スーパー、ドラッグ、コンビニは24時間酒を売っているから始末が悪い。
それが出来なければ、最初から「家で飲んでいろ!」と言いたい。
   
一方、アルコール依存症者はどうかと言えば、
今までは酒店で酒を買って、人知れず隠れて飲んでいた人が多いだろう。
人目に付く場所で飲み出すと、犯罪に発展する可能性も上がる
飲んで醜態をさらすくらいなら、最初から家で飲んでいた。
我々にとっては、飲酒 = 恥ずかしいこと なのだ。
だから、断酒をしている又は試みているアルコール依存症者のほうが、
健常者気取りで路上で飲酒をしている人よりもよっぽど優等生である。

それに、昼間の会食や井戸端会議も注意が必要である。
昼食時に、ノーマスクでギャハハと高笑いをしている人のほうが危険度は高い。
昼間ならば、時短営業何のそのである。
夜に外食や飲酒をすることがいけないのではない。
昼夜問わず、基本的なコロナ予防策をとっていれば良いだけである。
だから良識のある人は、外では3蜜を避け、
つばの飛沫の多い会食、脳が麻痺しがちな飲酒を避けるのである。
コロナウイルスは夜行性ではないのである。

つづく。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村


アルコール依存症ランキング












nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康