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肝臓外来の結果

肝臓の外来に行ってきた。
前回の診察が2月の末だったので、約3か月ぶりの病院だ。
去年の今ごろは椎間板ヘルニアもあったので、
整形外科と肝臓外科を行ったり来たりだったが、
今年は肝臓一本に集中できる。
「帰りに買い物があるから」と言って、妻も付いて来た。

採血と診察の結果 ↓
アルブミン4.4g/dlで、基準値ど真ん中。
いつも通り血小板数が12.7万と、少し低かった。
肝硬変なので血相版の数値が低いのは当然でもある。
ほかの数値は基準値内に収まっていたので一安心。
腫瘍マーカーの数値も低い
次は7月に造影剤入りCTを撮る。
2年前は、ここで引っかかった。
どうか肝細胞がんが再発していませんように(祈)

病院の帰りにコメリに寄って、手すり金物を買ってきた。
去年椎間板ヘルニアになったとき、手すりの大切さを改めて知った。
ヘルニアも回復し、後で取付けしようと思っていたのだが、
腰の調子が良くなると、そんなことはすぐに忘れてしまっていた。
まあ大体そんなものだ。

病院の帰り道、「そういえばばあちゃんも手すりが欲しいって言ってたな」
ばあちゃんも90歳の誕生日を迎え、足腰がだいぶもろくなり、
杖をついてはいるが、つまづいたり少し転んだりしている。

手すりとなる丸棒は俺がヒノキで作ったものがあるので、金物だけを買った。
現場でもタオル掛けや押入れの洋服掛けに使っていたものが、
先日倉庫を探した時に、在庫切れとなっていたので、
とりあえず4個2セット分だけ買ってきた。

夕食まで1時間ほどあったので、材料と工具を持って来て取り付けてみた。
玄関の、靴を脱いでの上り下りが大変楽になった。
次はトイレの手すりを付けてみようと思う。
腰が痛い時って、便器に座るのも一苦労なんだよね。
最近は身障者用トイレの工事が続いたので、手すりの位置や高さは熟知している。
トイレは、座るときはヨコ手すり、立ち上がるときはタテ手すりが欲しい。
何事も、自ら経験してみないとわからないことがたくさんあるよね。


つづく。


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消防団と寄付金

昨日、回覧板が回って来た。
最初に目についたのが「消防後援会費の廃止について」だった
消防団後援会費については、各自治体でケチが付いている。
自治会員 = 消防後援会員 となっているうちの自治体では、
自治会費と一緒に集められ一括にて渡す形がとられていた。

ここで、「全国の消防団員は非常勤特別職の地方公務員であり、
報酬や装備品の費用は国の地方交付税に盛り込まれる。」とある。

消防団員の報酬は年に1度(数万円)、自治体より各団員の個人口座に振り込まれる。
装備品(車庫、消防車、備品)も自治体より貸与される。
そして、問題の消防団後援会費はというと、
うちの地域の場合は、各団員へ、長靴、作業服、皮手袋等として支給されている。

ケチがついているというのも、
半公務員なのに寄付金を受領するのは違法じゃないか?
団員が、貰った金で飲んじゃっているんじゃないか?
旅行に行っているんじゃないか?
といった意見が先行する。

全国の消防団にもいろいろあるだろうから、
貰った金で大宴会を開いている団もあるかもしれない。
各団員に支給されるべき報酬を、分団や部がプールしているかもしれない。
うちの場合は明朗会計なのだが、
うちの自治体では「法に抵触する可能性がある」として、
今年度より消防後援会費の寄付が廃止された。

消防団員は非常勤特別職の地方公務員と言えども、
年間数万円の報酬で約50日の出役、役付きともなると100日を超える。
災害時には昼も夜も休日も関係ない。
「地元のために」と思い、自己犠牲的な気持ちで入団しても、
おかしな勘ぐりで否定されたり疑われたりするのでは、
やる気も失せるというものだ。

昨今、入団に対するデメリットだけが優先され、入団者数も激減しているという。
うちの自治体のような過疎地で、面積の半分以上が山林の地域では、
本職の消防署員の人数も、消防車の台数も少ない。
大規模山林火災となれば、本職だけでは手が足りない。

俺が入団した当時は、「10年で辞められるから」と言われたが、
入団者の減少により、俺の同期の平均在籍年数は18年だった。ちなみに俺は22年。
俺が退団してか7年目の現在は、在籍18年ではまだ中堅幹部であり、
辞めるには25年以上の覚悟が必要である。

消防庁は待遇改善や人材の多様化、活動の効率化を市町村に求めるが、
消防団が敬遠される風潮は食い止められていないのが現状だ。
次世代の人たちには、決して入団を勧められない組織となりつつある。

つづく。


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脳、肝臓

名実況の産みの親だった日テレ河村アナが、14日に脳出血で亡くなられた。
3月ごろから体調不良を訴え、その後、4月から入院していたというから、
ジワジワ型だな。

俺も12年前の42歳の時、クモ膜下出血で仕事中に突然ぶっ倒れた。
いつものように貧血だろうと軽く考えていたが、なんか違う。
トラックの車内で滝のような汗をかき、ビニール袋に嘔吐しながら回復を待った。
しかし、一向に体の調子が戻らない。
その日は建て方だったので、お祝いの日に救急車はマズいなと、
訳を言って現場を抜け出し、早めに帰宅することにした。
頭痛と嘔吐でこれ以上運転はムリと判断し、途中で家の人を呼んだ。
消防署まで連れて行ってもらい、救急扱いで病院に搬送してもらった。
病院で、「先生、今日は帰れますか?」と聞くと、「無理だと思いますよ」と。

その日のうちに開頭クリッピング手術となり、手術は8時間にも及んだ。
術後2週間はICUだった。
いつ変化があってもおかしくないと医師に言われ、
元通りに生活できるようになる確率は25%と言われたそうだ。

脳の場合は何の前触れもなく来るから怖い。
頭痛 + 発汗 + 嘔吐 は、まず脳疾患を疑うべき。

俺の親父も64歳の時、脳梗塞で急に倒れ15年間ベッドの上。
おじいちゃんは湯船の中で意識がなくなりそのままだった。
うちの家系は脳みそが弱い。
子供たちにも早めの脳ドックを勧めている。


今日は肝臓外来の日だ。
前回の診察とMRIが2月だったから、約3か月ぶりの病院だ。
今日の診察は血液検査だけだが、4ヵ月に1度MRIかCTを撮ることになっているので、
たぶん来月には造影剤入りCTが入ってくるだろう。
癌細胞の切除手術を行ったのが2年前の10月だから、術後1年半が過ぎだ。
肝細胞癌は、いつ再発or転移をしてもおかしくない癌である。
食事や運動など再発防止には努めてきたつもりだが、
こればっかりは何とも言えない。

癌についてのいろんな書籍を読んだり動画を見たりして、
最悪のケースのシミュレーションはできているつもりなのだが、
診察、検査のたびに、小心者の俺は毎回不安でドキドキが止まらない。
合格発表を待つ受験生の心境だ。

ジタバタしても仕方がない。
午前中で仕事を切り上げて、いざ病院へGO !

つづく。


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集団思考停止

BPOとか、コンプライアンスとか、ハラスメントなど、
ひと昔前には聞いたことのない言葉だ。
名誉、プライバシーの人権侵害があると訴えられないように、
ここ最近、テレビ局が世間からの批判を恐れて自主規制を強めている。

時代とともにコンプライアンスが厳しくなっていることも、
テレビがつまらないと感じる要因の一つだと思う。
視聴者側はもう少し寛容な心でテレビを楽しんでもいいのではないか?

痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー番組に対し、
不快感を覚える視聴者は一定数いるようだ。
報道番組、情報番組、ドラマの内容にしても、全てがんじがらめでツマラナイ。
深夜番組に対しての苦情も見受けられる
深夜アニメは子どもが間違って見ないように深夜に放送しているのであって、
子どもが深夜アニメの時間帯に起きているのであれば、
それは子どもを寝かさない親の責任でもあるのではないか?
昔の深夜番組は、今よりもっと直接的な表現のものも放送されていた。

テレビにしても、ネットにしても、クレームを入れる人は何時の時代にもいる。
匿名性のある、一方的な電話やメールで抗議できるからするのだろう。
自分の顔を見せず氏名を隠して言いたい放題、一番汚いやり方だ。
暇なんだろうか? 嫌なら見なければ良いだけの話なのだが。

近年重視されている「コンプライアンス」や「ハラスメント」
コンプライアンスに厳しくなるあまり、柔軟性やスピードが失われ、
不満を抱いている人も少なくないのではないか?
「前例がないからできない」
「リスクがあるからやらない」
「誰が責任をとるのか」
というような発想でいては、新たなチャレンジへの一歩を踏み出せず、
集団思考停止となってしまう。

思考停止を決め込めば非常に楽チンだ。
指示される側はその指示に従ってさえいれば良いだけだし、
発言する側も統制型、監視型の管理さえしていれば良いので、双方に責任がない。。

しかし、ルールでがんじがらめにされると、「子ども扱い」されている気分になる。
「プロとして見てくれていない」「人として見てくれていない」と、信頼感は低下。
それどころか、反発心が生まれ、逆に背任行為を起こしやすくなる恐れもある。
難しい。。。

ハラスメントという言葉が周知され、問題視されるようになった。
その半面、訴える側の過剰反応も多く出てきている。
交流を深めようとすれば「セクハラ」「アルハラ」、注意をすれば「パワハラ」
よって、当たり障りのない薄っぺらい付き合いと会話しかできない。
まあ、相手に不快に思われるくらいなら、
そっちのほうが楽チンで良いんだけどね。

「失敗してもケツは拭いてやる!」
「骨は拾ってやる!」
「責任は全部俺にある!」
そんな言葉は死語になってしまうのかもしれない。


つづく。


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交互(クロス)接種

昨日はネコの病院で夜更かしだったので、睡眠不足だった。
昼食を終え「チョット仮眠♪」と目を瞑った。
ポケットの中の電話が鳴って目が覚めた。
時刻は13時20分、「もしもし」と電話に出ると、
携帯を耳にあてた水道屋さんが玄関に立って笑っていた(恥)

知人が3回目のワクチンを打ったそうだ。
1,2回目はファイザー、3回目にして初めてモデルナにしたそう。
そしたら、頭痛、発熱、腕が上がらないなど、強烈な副反応だったそうだ。
うちの長女も金曜日に3回目で、週末は寝たきりだったそう。
女性はワクチンの回を増すごとに副反応が強くなるのだろうか?
モデルナの方が強く副反応が出ると言われているが、
その逆のパターンもあるようで、人によっていろいろだ。

新型コロナウイルスのワクチン接種で、
3回目用に配布されたモデルナ製ワクチンの廃棄が各地で相次いでいる。
全体的に接種率が低調なのに加え、
ファイザー製に比べて接種希望者が少ないことが影響している。

オミクロン系になってから重症化率や死亡率は下がり医療機関の病床使用率は安定している。
1,2回目はファイザーが手に入りづらかった。
3回目を打っても感染率、重症化率とも殆ど変わらないというデータもあり、
接種には応じない人も多い。

数か月前には、「クロス接種」がいい!という記事があったが、
はたして、効き目があるから勧めたのか?
モデルナが余っちゃうから勧めたのか?

NHKのデータを見ると、
3回目接種後の抗体の変化(対象者は2回目までファイザー)
ファイザー:54倍
モデルナ :68倍

3回目接種後の副反応(対象者は2回目までファイザー)
ファイザー: 発熱21% 倦怠感69% 頭痛55%
モデルナ : 発熱49% 倦怠感78% 頭痛70%

どっちを選ぶか?
もしくは打たないか?

ワクチン接種は強制ではないので、
判断は個人次第だ。


つづく。


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夜間救急病院

今朝は寝覚めがすごく悪い。
というのも、一晩事務所で寝ていたからだ。
椅子の背もたれを倒して、毛布を掛けて寝ていたのだから、
気持ちよく起きられるはずもない。
なぜかというと、昨夜は一晩中事務所のネコ(シロ)の付き添いをしていたのだ。

昨日の夕食カリカリを食べた後、シロが突然何度も嘔吐した。
嘔吐自体は珍しいことではないのだが、
連続で、しかもそのうち泡を吐きだした。
その泡吐きが20分ほど止まらない。
ヤバい!と感じ、妻を呼んだ。
もしかすると一大事かもしれないと、2人で調べたが良い対処法が見つからない。
「猫 口から泡」で検索をかけた。
誤飲、空腹、てんかん、苦いものを口にした、などが挙げられたが、
心当たりがないし、症状も少し違う。
何らかの病気の疑いがある場合、最初に考えられるのが胃腸炎、食道炎。
「何度も繰り返し泡やよだれを垂らしている場合は、
かかりつけの獣医さんに相談することをおすすめします」
と書いてあったので
シロはネコエイズのキャリアでもあるため、夜間病院を探すことにした

いつも診てくれていた動物病院の獣医は現在他所に移ってしまい、
今は掛かりつけらしい病院がない。
1時間以内に連れていける夜間病院をネットで探して、診てもらうことにした。
あるもんだね、夜間のみの救急動物病院。

シロは、俺ががん宣告を受けた2年前から、
一緒に長生き競争をしようとしていたのに、
「頼むから生きてくれよ」と、車を飛ばした。

病院に着いて受付を済ませ、問診票を書いて妻と車で待つことになった。
30分後、携帯が鳴り再び病院内に入り獣医の説明を受けた。
結果は、突発的な胃腸炎だろうということで、点滴を受けて帰ることになった。
とりあえずホッとした。
点滴の途中、いつもおとなしいシロが豹変し、獣医の腕に穴をあけた。
暴れて点滴を最後まで受けることができず、途中で針を抜いたそうだ。
暴れたと言っても2キロの小さい体だ、大した傷ではないだろう。
会計を済ますと¥12,000
やっぱり保険がきかないし、夜間だから高いな。

帰宅すると、シロは普通に水を飲み、カリカリを食べて落ち着いていた。
一体あの泡吐きは何だったんだ?
用心のため、昨日は事務所に一泊して腰は痛いし寝不足たが、
週明けの仕事に響かないよう、間違いをしないよう、
細心の注意を払わねば。

つづく。


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ノイローゼ

昨日、改修工事の現場作業が終了した。
改修工事は雨が降っていてもできるから助かる。
今日、写真整理と完了書類を作成すれば、
週明けには請求書とともに提出できる。
今年もGWは休みが取れなかったので、今週どこかで息抜きしよう。

降り続いた雨で、ジャガイモが半分ほど倒れていた。
ちゃんと土あげしていたはずなのに、上部の重さに耐えきれず、
中には茎が真ん中からボキッと折れているものもあった。
ジャガイモ栽培は今回が初めてなので、いろんな新しいことが巻き起こる。

ネットで対処法を見ると、
杭を打ち、紐を張って倒れた茎を立たせる(一案)
そのまま放置する(二案)
結局、合羽を着て雨の中かけやで杭を打って、リボンテープを2段張った。
茎は折れてもまた新しい芽が出てくるから大丈夫らしい。
収穫まであと1ヵ月、どんな結果になろうとも、何事も経験だ。


近所の人と話をしていて、
「あー、ストレスでノイローゼになりそうだー!」
久しぶりに「ノイローゼ」という言葉を聞いた。
さて、ノイローゼは精神疾患の一種だとは考えつくが、鬱とは違うの?

ちょっと調べてみた。
ノイローゼ = 神経症の一つで不適応障害のこと
神経症という精神疾患とのことから、うつ病と混合されやすい
うつ病との違いは?
ノイローゼは、精神病レベル(妄想・錯乱・幻覚など)まで至らない軽度の症状
うつ病は、憂鬱な気分が長期間続く精神的な病気
双方とも別の病気なのでノイローゼから、うつ病を併発することもある。
ん~、わかったような、わからないような・・・
まあ程度の違いはあれど、精神疾患であることには間違いないようだ。

同じように、積極的に使われなくなった言葉で「キ〇ガイ」がある。
「キ〇ガイ」という言葉は、何かに熱中する人のことを指す言葉としても使われていたが、
現在では、差別用語や、他人を誹謗中傷するときの言葉になりつつある。
一人ひとりが人権意識を持ち、差別的発言を許さない姿勢を持つことで、
人を不快にしたり傷つけたりしないよう、言葉の使い方には注意していきたい。

ちなみに、俺が入院していた精神病院は、
病院の近所では「キ〇ガイ病院」と呼ばれていたそうだ。


つづく。


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これからの普通

昨日は昼から、総会を目前にした役員会兼監査会に行ってきた。
昨年度同様、総会自体は書面決議となることは九分九厘決まっていた。
俺はその協議会の監事をしているので、欠席というわけにはいかない。
その会議は夜でも良いのに、平日の昼間からそれも昼食付きだった。
監査会を終え、しばしの昼食タイム、

いつものようにコンビニ弁当かほっともっと弁当だろうと思ったら、
なんと和食屋の天重だった。
弁当なら肝硬変による油分カット生活の俺にも、揚げ物以外は食べられるのだが、
天重となると逃げ場がない。
会長曰く、「総会後の懇親会が3年無いから、少しは贅沢してもいいじゃない?」だった。
有難く頂戴するそぶりを見せながら高級な昼食を目の前に、
「さて、コイツをどう攻めてやろう」と箸を取った。
「まあ、衣をはがして中身だけを食べればよいだろう」と、箸を動かすと、
思いのほか簡単に、衣と具材を分離できた。(攻略)
重箱のふたが、てんぷらの衣で山になった。
天ぷらって、衣をはがすと中身なんて小さいものなんだね。
細いエビと小さいイカとピーマンを、味付き飯と一緒にかき込んだ。
食事中の会話の中で、どこの地域も今年も夏祭りは中止だと聞いた。

中学校の時の同窓会のお誘いが来た。
それもLINEで。
コロナ禍が続いているので、本格的な同窓会は来年に順延だそうだが、
集まれる人だけでも集まろう!って感じ。
でも、「今じゃないでしょう」だよね。
それにLINEのグループは限られた人だけだから、出席者はだいたいわかる。
俺は地元に残っているから、懐かしさはあまり感じられない。

どっちにしろ日時は土曜日の昼間だから、
土曜が平日の俺には参加できない。
時期が近付いたら欠席の連絡を入れておこうと思う。
同窓会は定期的に行っているが、おれは20年以上参加していない。

断酒を始めた5年前から、仕事に関係するもの以外の宴席は、
ことごとく逃げて来た。
コロナが流行しだして、断る理由が簡単になったのは非常に助かる。
昔の仲間とも会ってはみたいが、
持って生まれた酒好きの俺に、ノンアルとつまみの2時間は拷問でしかない。

コロナ禍で、いろんな場面で「今まで通り」が通用しなくなっている。
これが「これからの普通」になっていくのかもしれない。

つづく。


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心のケアを

昨日は「心のバランス」について書いた。
そしたら、今度はダチョウの上島さんの訃報。
普段明るく振る舞っている人ほど、自分の中の深い部分に闇を隠しているものだ。
上島さんを慕っていた人も周りに多くいると聞くし、
実際に面識はなくてもテレビで活動を見て、
身近に感じていた人には衝撃になる。
身近に感じていた人の死に接した時、
人はどのように心を保ち癒すのか。
自分も死にたくなったりするといった、
ネガティブな同一化を起こしてしまうのか?

中高年の男性は、辛くても我慢して人に助けを求めたり、
辛いと言葉で伝えられない傾向がある。
辛くても平気な顔をして振舞ったり、辛さを紛らわすために、
アルコールの力を借りたりすることも多い。
俺もその一人だった。
辛いことは心の奥底にしまい込んで、常に明るい自分を演じていた。
だから、旅行やお祭り、宴会時には人一倍盛り上がって発散していた。

酒という逃げ道を断った今はというと、
酒と塩辛いつまみから、コーヒーや炭酸水と甘いものに、
飲み会や吞兵衛旅行から、ネコの世話や小さい畑で野菜づくりにシフトチェンジした。

5月は、気温も定まらず身体が気候の変化に適応しにくい季節であり、
ゴールデンウィーク明けで、自律神経の調整が難しい時期でもある。
この時期に心をケアするためには、
身体を動かしたり、太陽光を浴びたり、自然と触れ合う、
などの対策が、心を病んでいる時には効果があるそうだ。


ハッキリしない天気が続いている。
湿度の高い時は、いつもより腰が痛む。
そんなとき俺は、温めの風呂に長く浸かって浮力で痛みをごまかす。
でも、長湯は腰に良くないそうだ(自爆)

今改修工事をしている保育園は、親子二代でお世話になっていたところだ。
俺が通っていた50年前は、園児が100人くらいいたのだが、
現在は17人だそうだ。
少子化もそうだが、その前に親になる年齢の人が住んでいない。
高校を卒業すると、みんな都市部に転出してしまう。
このまま見放された土地となってしまうのだろうか?

つづく。


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心のバランス

ここ数日、見たくないニュースばかりを目にする。

亡くなった俳優の渡辺裕之さんは、
自律神経失調症を患っていたそうだ。
心配性で先行きの不安を口に出すようになり、考え込むことが多くなっていた。
何事にもストイックで、一生懸命で、手を抜くことをしない人だったそう。
「眠れない」と体調の変化を訴えるようになり、
少しずつじわじわと、心の病で大きな不安から抜け出せなくなり、
医師にも相談し、希望の持てる治療を始めたところだったそうだ。

衝動的な行動だったのだろう。
日常生活の中でも、
高所作業をしていて、ここから1歩前に出れば・・・とか、
道を走っていてハンドルを少し右に切れば対向車にぶつかって・・・とか、
生と死の境界線なんて、簡単に引ける場面はどこにでも転がっている。

依存症にも言える話だが、
これは本人だけの問題だけじゃない。
周りの、特に家族の人を巻き添えにしてしまう。
タラレバにはなるが、人一倍家族思いだった渡辺さんも、
そのことを優先していたら、こんなことにはならなかったのかもしれない。

適応障害の治療に専念するために芸能活動を休止していた深田恭子さん、
若い頃から酒豪で鳴らしたという深田さんだが、
最近の飲み方は度を越えていたという。
深酒、朝酒、昼酒と、アルコール依存症末期症状だ。
彼女もまた、素面のときはものすごく繊細で、
仕事に対してもストイック。プロ意識が強すぎて、
自分のミスを重ねると、ずっと思い悩んでしまうようなタイプだそうだ。

2人とも俺の性格に相通じるものがある。
俺も、「この性格を変えればもっと楽に生きられるのに」と、
性格改善にチャレンジした時期がある。が、それが間違いだった。
「人に任せればサボってもいいじゃん」、「昼に飲んでもいいじゃん」と、
ひとりで背負わず自分を追い込まないようにしたのだが、
根っからの酒好きも手伝って、酒浸りの生活となってしまった。
そうしたら、脳みそをヤラレてしまったのか、
それ以上に思い悩むようになってしまい、病院送りとなってしまった。
ストイックで適度なストレスを感じるくらいのほうが、
俺にとってはノンストレスなのだと気づいた。

個々の精神の波や生活のペースは様々ではあると思うが、
その性格や生活とうまく付き合っていき、
心のバランスを取ることが、最重要視されるのだと思った。

つづく。


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